怪談牡丹燈籠

元は落語だったか歌舞伎だったか文楽だったか、まあ、江戸時代っぽいですね。皆ちょっと顔見ただけで恋しちゃうんですねえ。といっても、色々自由で宇宙に行く大金持ちの社長もフリーターも大して見た目変わらない現代と違って、制限が厳しくて一目で身分や立場がわかる江戸時代では基本が違うんでしょうけどね。
話がややこしくなるのにどうして仇の息子を雇ってしまうのでしょうか。っていうか、最終面接の前に経歴で引っかからなかったんですか。
側室って家族でしたっけ?使用人扱いじゃなかったかな…。
なんだかんだ言って別邸まであるってお金持ちですね。
今更後悔しているこのお医者さんは何をしたかったんでしょうか。旗本のお嬢様を見世物扱いしていただけですか。
この中で親戚とか関係者だらけなんでしょうな。

海を越える人々

戦国時代の日本といえばフロイスの日本史を資料にしていることが多くて、まあ、風俗なんかの傍証にはいいけど、本人の意見を当時の感覚みたいに紹介するのはどうかと思います。イエズス会って当時のヨーロッパのカトリック教徒でもやり過ぎって批判的な意見はあったし、フロイスはそんな組織の仲でさらに過激と非難されてういていたような人物ですよ。ヨーロッパ人代表的に紹介されると当時の良識あるヨーロッパ人に失礼だと思います。

少林問道

いやいや、下山する前にせめて怪我の手当てはしましょうよ。血まみれで来られても怖いですよ。
飢饉の時に下山した場合の食料ってどうなるのかな。一人分の食料を提供しなきゃいけないなら迷惑だし、自分用のを持っているならいるで腹が立ちますね。例え持っているのがどんなに少量でも餓死を恐れている方からしたら死の心配しなくていいだけで恵まれていますからね。皆お腹が減っているから大変ですよ。
っと思ったら、蓁蓁のところに行くの?
えっ。下山って民にボランティアしたいのかと思っていたら(蓁蓁も言う通り)世俗の縁にいつまでも捕らわれているだけですやん。っていうか、少林寺そのものがこんだけ政治的な動きに関わっていたら利用されるのも弾圧されるのも当然では?
う~ん。確かに剣雄も蓁蓁も悪いことをしていて罪を問われて当然だけど、問道や楊秀に言われたくないというか、問道も楊秀も剣雄・蓁蓁より善人だから罪をおかさないんじゃなくてただ恵まれているから罪をおかさなくていいだけですしね。蓁蓁だってお寺に入っていたらこんなことに巻き込まれてなかったでしょうし。
怪我の治療とか山で転んだだけとかで一々蓁蓁に和尚がどうのこうの説教する方が不浄な事を考えすぎだと思います。
いやいや。この展開だとかなりの妓女が和寇に殺されているんじゃないの?しかし、この妓楼って一応公営じゃないんですか。なんか騒ぎが多すぎません?

少林問道

蓁蓁も問道が女将と明徳の子どもって知りながら敵討ちのために黙っていたのは悪いと思わないのでしょうか。皆敵討ちに狂っていますなあ。
しかし、なぜ問道がこんなに特別扱いされるのかいまだにさっぱりわかりません。功績はわかるけどトラブルも多いしそのトラブルも死人が出るものだし。
僧になった男性と妓女になった女性を同じ罪人の家族として落ちぶれた扱いをされてもなあ…。僧になっても良家の出でちゃんと教育を受けているからエリートコースにのれる男性と芸と出自を売りにできても身売りされた女性扱いで出世しても女将止まりで年を取ったら行き場のない病気の可能性も高い女性は全然違いますよ。僧をしていたら穏やかになっていくんでしょうけど、女性は年月と共に恨みも増していきますよね。そういう意味では敗火も問道も女将や蓁蓁の神経を逆撫でしていますよ。
正行に続いてどうして女将が死なないといけないのかさっぱりわかりません。
そういえば、書生に世の中のためじゃなく自分の名誉のために政治批判する名文を書いているってきれた皇帝がいましたね。
問道を見ているとダイアナ妃への「1人だけボランティア精神があるように見えるけどマスメディアの前で目立つように行動しているだけで他のメンバーはもてはやされなくても長期間コツコツとボランティアを続けていて成果もある」って反論を思い出しますね。

ハッピーライフハッピーランド

とあるところに収入と幸福度は一致しないって書いてあったんだけど、収入のある国として書いているのがアメリカ、中国、日本で幸福度が高い国が北欧やスイスだったので笑ってしまいました。数字的な収入はともかく、その「幸福度の高い国」の一般庶民や貧しい家庭の生活水準はその「収入のある国より」上やろう。