歴史

たべもの東海道

東海道たべもの五十三次作者: 鈴木晋一出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1991/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る名物にうまいものなしって言葉ができたのがわかるほど美味しくない感想が多いです。美味しいのって基本魚介類ですね。昔は冷…

夏の終わりの終わり

なんだか夏の名物といえば鰻みたいになってきましたね。鰻は冬が旬なので夏に売れなかったのを平賀源内が「土用の丑」をキャッチコピーにしたエピソードが有名ですけど、まあ、万葉集に「夏ばて対策に鰻」っていう歌があるので昔っから言われてはいたようで…

信長の司令官

信長軍の司令官―部将たちの出世競争 (中公新書)作者: 谷口克広出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/01/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (28件) を見るすごく研究していることは伝わってきました。 ただ、あくまで司令官…

とりあえずまとめてみた第2弾

王 配偶者 実家 出身国 ユーグ・カペー アデライード アキテーヌ公 フランス ロベール2世 ロザラ イタリア王 イタリア 〃 ベルト 両ブルグント王 ドイツ 〃 コンスタンス プロヴァンス伯 フランス アンリ1世 マティルド 神聖ローマ皇帝 ドイツ 〃 マティルド…

レオポルド叔父様とハプスブルク家

これを家系図にしました。

おまけのレオポルド叔父様

女王ヴィクトリアに出ているベルギー国王レオポルドさんの娘が放浪の王妃エリザベートの義妹で孫娘がルドルフ皇太子の妻(エリザベートの嫁)ですね。カトリックに改宗したのが原因でハプスブルクさんのいいお相手になっています。

皇貴妃の宮廷追記

今頃気になったんですけど、かつて皇太后が「ドルゴンが愛してくれた」って仰っていましたけど、この時期ってもうドルゴンは死んでるし、皇帝がドルゴンの名誉剥奪して罪人扱いじゃありませんでしたっけ?そう思うと益々シュールなシーンですね。

とりあえずまとめてみた

イギリス国王と配偶者一覧 王 配偶者 配偶者(父)の称号 出身国 ウィリアム1世 マティルダ フランドル伯 ベルギー ウィリアム2世 未婚 ― ― ヘンリー1世 マティルダ スコットランド王 スコットランド 〃 アデレード ブラバンド公 ベルギー スティーブン マテ…

ヴェルサイユに暮らす

ヴェルサイユ宮殿に暮らす?優雅で悲惨な宮廷生活作者: ウィリアムリッチーニュートン,北浦春香出版社/メーカー: 白水社発売日: 2010/06/23メディア: 単行本 クリック: 25回この商品を含むブログ (4件) を見る宮廷生活の衣食住がわかって面白いです。しかし、…

意外と低いハプスブルク率

西ヨーロッパのローマにいないという噂の「ローマ皇帝」一覧です。 カール1世 カロリング家 フランス王 ルートヴィッヒ1世 カロリング家 ロタール1世 カロリング家 ルートヴィッヒ2世 カロリング家 カール2世 カロリング家 カール3世 カロリング家 グイド ヴ…

親類皆兄弟

ハプスブルクから見たルイ16世とマリー・アントワネットの関係。マリー・アントワネットはルイ16世の母親のまたいとこ。 ブルボン家から見たルイ16世とマリー・アントワネットの関係。マリー・アントワネットはルイ16世の祖父・ルイ15世のまたまたいとこ。 …

うーん

平安時代の貴族って優雅なだけなイメージなんですか。すごい暴力的だったのに?フィクションだけど源氏物語でも車争いをしているし、史実でも皇族の車に弓を射かけたりしているのは有名なはずですけど。権力があれば何でもできる無法地帯だし、下手したら江…

ハプスブルク家の食卓

ハプスブルク家の食卓 (新人物文庫)作者: 関田淳子出版社/メーカー: 新人物往来社発売日: 2010/06/07メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログを見る前半はフリードリヒ3世からの略歴になっています。まあ、マイナーな人物もいるので全体の流れはつ…

イメージ崩壊

定期的に宣帝のドラマが見たい病になるのですけど、考えてみると作りづらそうですね。武帝の直系なのに庶民育ちで、皇帝になったら権力者に妻を殺されて、でも子どもは守り抜いて跡を継がせた中興の祖ってすごく人情派と思わせて、ドライな合理主義者ですも…

4題

あれから千年 宋時代の蓮の実、「千年の眠り」から目覚める ジェラシックパークは難しいけど植物ではよくあるお話。 昔恋いしや 糞便入りの瓶は「化学兵器」、ベネズエラ高官がデモ隊を非難 かつて「兵器」として使われていた実績がありますし。 新旧対決 戦…

つまらないことほど気になる

非常に下世話な話で申し訳ないので、苦手な方はこの先を読まない方がいいのですけど、フランスのアンリ4世はにおいがきつかったので後妻のマリー・メディシスは香水をかけまくって耐えていたというのですけど、アンリ4世の大勢いる愛人はどう思っていたので…

中国王朝

相変わらず紫禁城から始まります。そこ、燕京ですよね? 趙妃の元踊り子っていうのがこの時代的にどういうお仕事かごまかしていませんかね。後、一夫多妻社会における「結婚」にはいろいろあるんじゃ…。まるで正妻みたいな言い方。 秦の太后が実権を握ってい…

スペイン結婚戦争

某近親婚がすごすぎて断絶した王家の戦争につながる婚姻関係です。赤字はフランス王、青字はスペイン王、緑字が神聖ローマ皇帝です。 書いていて訳が分からなくなるややこしさ。これでも関係者以外省略しまくっているのですけどね。あまりにややこしすぎて絶…

それにつけても孫の薄さよ

歴史上の優秀な人物の息子が凡庸で期待できないし他の息子に譲ろうか迷ったけど孫が聡明でかわいいから中継ぎで仕方ないと思ったケースで孫が有名になって流石!ってことってほとんどないですよね。

漢字三千年展

写真撮影OKな中国の寛容さあふれる展示でした。 青銅器に漢字が書いてあるのがすごいというか漢字を見つけるのがすごいというかな状態がありました。表面ボロボロですし、文字数少ないですし。兵馬俑もそうだけどもっとアピールを…。 ただの許可証を竹型に象…

3題

意味不明 純金の靴、イタリアの靴職人が制作 配送はヘリコプターで 西太后の真珠の靴を思い出しますね。まあ、本当にすべて金で作ったら囚人用みたいなものになるんでしょうな。 お値段が素晴らしい 世界のレストラン・ベスト50、1位は米「イレブン・マディ…

血の伯爵夫人

タイトルを聞いただけでわかるようにエリザベート・バートリーが主役の作品です。 えーと。エリザベート・バートリーが自分の若さを保つために少女の生き血を求めて大勢殺したという「事実」は変わらないわけですよね。どんな同情できる「原因」があっても、…

よみがえる中国王朝 楊貴妃

楊貴妃を語るのに紫禁城から入るのってどうなんでしょう。安禄山を養子にしていることからわかるように唐では普通にお妃と家臣が会っていましたからね。 そもそもタブーを破って息子の嫁を奪うような忍耐力がない人物が皇帝しているのが問題ですよね。そりゃ…

執事とメイドの裏表

執事とメイドの裏表 ─ イギリス文化における使用人のイメージ作者: 新井潤美出版社/メーカー: 白水社発売日: 2011/11/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (14件) を見る基本的にイギリスのフランス革命前後から戦前くらいまでの使用人が舞台になってい…

太陽王の憂鬱

世の中にはいろんな流行があって数年で廃れて後から考えれば不思議なものや流行っている最中にも非難されたりするものがありますけど、何があっても止まらないのが流行というものでいつの世も東西問わずにそういうものです。 ルイ14世時代のフランスで女性に…

主役争い

徴兵制の関係で「スウェーデンが昔から平和主義」と言っているのを聞いてびっくりです。「昔」っていつのことなんでしょう…。ああ、三十年戦争はフランスが主体でスウェーデンはおまけっていう意味なのかな。スウェーデンは欧州の源みたいなことを言っていた…

生きてるだけでもうけもの おまけ

今更ながらここの追加です。エドワード2世がいかに長生きだったか兄弟と比べてみました。同母兄 ジョン 5歳 ヘンリー 6歳 アルフォンソ 10歳 4男 0歳? エドワード2世 43歳(暗殺)異母弟 トーマス 38歳 エドマンド 28歳(処刑)7人兄弟中唯一の40超えです。…

第一印象が大事

エドワード2世の息子でエドワード1世の孫のエドワード3世。フランスと百年戦争を始めた王ですね。祖父と同じく妻に先立たれたんですけど、こちらは再婚せずに愛人に走りました。(もっともこの愛人とは王妃が生きている頃から付き合っていたようです。)その…

生きてるだけでもうけもの

マイナーなエドワード2世。イギリスでは有名なジョン失地王以上に暗愚と評価されています。マイナーですけど、初めてイングランド皇太子とプリンス・オブ・ウェールズを兼任した人物です。(逆に言うとこの時代にウェールズはイングランドに吸収合併されまし…

中国王朝 西太后

戊戌の変の解釈とかは面白かったけど全体的にはあんまり信用できない内容でした。 西太后が読み書きできたことを珍しいって…清朝ではお妃選びに学力試験があったから妃は全員読み書きできたはずで全然特別ではないのですけどね。 ついでに光緒帝の毒殺説は死…