皇后の記

色々あるけど、結局ドルゴンよりホンタイジの方が皇帝にふさわしい人物ですね。
ドルゴンも清の兵って一応言っていても戦闘中に家族が命を落とした私怨にしか見えませんよ。
ますますドルゴンはどうして妻の扱いでホンタイジに物申せるのかあきれる展開。
なんかねえ。登場人物に褒め称えさせたらユアルが明にまで名前が知れわたるほどの才女という設定に納得できるって訳じゃないって気づいてください。むしろ、白々しくてさめますわ。ユアル自身がどういう言動するか、登場時間長いんだから流石って思えるセリフとシーンを積み重ねたらいいだけですよ。ドルゴンにも言えるけど、その場その場の感情で動いているとしか思えないし、浅はかで自制心がないキャラクターと思うしかないですよ。
ホンタイジの遺勅を見て感情的になってメソメソしてたと思ったら次のシーンで、皇后を前にキリッとしいて冷静に振る舞う…その変化の過程を描いたらいいのにいきなり変わるから意味不明でユアルの好感度が下がるんですよ。
いやいや。ジェルジェルもフリンの父親を疑ってたやん。解毒のために父親の血がいるときに誰が父親か確かめていたやん。一概にナムジョンの邪推な訳じゃないやん。ドルゴンとユアルの行動に問題があるんやん。っていうか、宦官に変装して男子禁制の後宮に入ってきた事実があれば手も握ってなくても有罪やろ。
地味にジルガランがどの俳優かわかって嬉しいです。今まで名前が出ても何人かいる中のどの人物かわかっていなかったしこのままその他大勢で終わるかと思っていましたよ。しかし、ホンタイジの遺勅にあった和親王って誰なんでしょう。てっきりジルガランと思ったのに…。
この年頃の子どもから目を離すなんて何するかわからないし危険だしで、今の一般家庭の母親でも注意するけど一人で家事その他をするから仕方ないんであって、召し使いが何人もいる妃なら侍女に凧を持ってこさすか自分で取りに行くならフリンの側に誰かつけておきなさいよ。子どものことをちゃんと考えている母親のすることじゃないですよ。でも、このあとフリンが殺されかかってユアル様の子どもを思う気持ちに感動するシーンなんでしょうね。あほくさ。
とにかく、ホーゲをここまで悪人にしないと年少のフリンの即位もドルゴンによる失脚も正当化できないの?