海上牧雲記

人魚族って特殊能力でもあるのかと思ったら月漓にも簡単に殺せちゃうような女性を見張りにつけて終わりってどういうつもりだったんでしょうか。この後、テレパシー受け取った仲間が心臓取りに来る展開を期待。
大将軍って本気で一人で帰っちゃったんですね。流石に何人かお供をつけた方が…。
いやあ、もういい加減に人に殺せ殺せって言うなら、そこまで殺したいなら(たとえ自分自身でも)他人に頼らず自分で殺しましょうよ。
この中で一番恥ずかしいのは和葉自身ですよ。鉄沁の自覚があって王になるつもりなのに、こういう人物ってわかっていながら鉄轅に任せて鉄沁のなのもとに好き放題させて汚れ役だけ引き受けさせて最後は自分が名誉を横取りするつもりの使い捨てとしか思っていないんですから。もし、鉄轅が清く正しく美しい首長だったら任せないんでしょうね。こういうタイプだからどうとでもなるって思っているんでしょう。
この2人、他人に汚い現実を押しつけて自分はきれいな顔をしているって点ではお似合いですわ。
確かに人質は卑怯だし鉄轅は自分第一で考えていて部下の命を大事に思っているわけでないにしても結果として部下の命は守られたにのに、和葉が殺したとまでは言わないけど死んでいく味方に責任はあるんだけどそのことはどう思っているのでしょうか。まあ、戦士は死んでもかっこよければ本望かもしれないけど、殉死しなきゃいけない妻はたまったもんじゃないですよ。
結局、占い師に何をさせたかったのでしょうか。皇帝殺しの罪は寒江が背負ってしまいましたし。
真相はこうだったんですね。乳母もあの皇后にそこまでって子故の闇ってものでしょうか。一応育ての親ですし。
南枯家が酷いとはいえ、廷臣がほぼ同レベルなわけで救いがないですね。
父親に頼んで和葉を守るって郡主自身は何者で何ができるのか呆然としちゃう。
食料も持たずに女性一人でって、草原は危険なのか安全なのかどっち?草原育ちや軍人ならともかく皇族のお嬢さんですよ。
そういえば、エンディングで和葉の隣にいるの月漓と思っていたら郡主なことに気づきました。