金の価値・銀の価値

やっと年賀状が終わりました。時間がかかった…。原因はパソコンを買い換えないからです。でも壊れていないのに買い換えるのはちょっと…。

というわけで一週間ぶりの日記です。

日本人の好きなことわざに「沈黙は金、雄弁は銀」というのがあります。これって黙ってる方がいいという意味で使われてますが、本来は逆で、黙っているより何でもいいからしゃべった方がいいという意味で使われたものです。
なぜ意味が逆転したかというと大昔は金よりも銀の方が貴重だったからです。というのも科学が発展する前は銀は精錬が難しかったからです。金は砂金という形で取れることもありますが銀は鉱石の中に含まれています。また融点も銀の方が高いんです。ところが、電気を利用した銀の精練方法が発見されるなど技術力が発展してくると、量の少ない金のほうが貴重になります。
冷静に考えるとヨーロッパ人、しかもギリシャ人、が黙ってる方がいいなんていうわけないんですが。