ルイ16世のファンでよかった

フランス革命の時に周りの国が自国に飛び火しないように同盟をしてフランスに攻めこんだのを、革命だけで大変なのに侵略までされたらたまらないのに何すんねんと思ってたのですが、昨今の中東を見ている限り当時の君主たちの判断は正しかったと考えを改めました。
21世紀の大佐が国民を攻撃しているのですが、絶対王制の時代にルイ16世が国民を攻撃しなかったのってもっと評価されてもいいのではないでしょうか。ルイ16世の命令がなかったのでスイス人近衛兵が民衆に殺されたのは有名な話ですが、パニックにならずにろくに抵抗もせずに殺されたスイス兵もすごいですね。さすが法王庁の警備を独占しているだけあります。ルイ16世が優柔不断だから鎮圧もせず革命を悪化させたという意見がありますが、本当に優柔不断なら周りの意見に流されて鎮圧していたと思います。当時の感覚では鎮圧は悪い事ではないですし。ルイ16世が国民を攻撃しないという意思を通したから軍隊は動かなかったのではないでしょうか。それが革命を悪化させただけなのか逆に被害を少なくしたのかはわかりませんが。