時代劇

  • 大河

板垣の赤熊は派手でいいですね。後は容保の陣羽織ぐらいしか派手な衣装がなくてつまらないですね。八重ですら白足袋ではありませんしね。
竹刀や木刀と真剣は違うという話ですから、薙刀も木で練習しても真薙刀(?)では感覚が違うのではないでしょか。ここまで切羽詰っているんだから本物だしてあげましょうよ。
炊事とか何とか、当時はしないことが身分が高いことの証!だったのに、時代劇の女性はしたがるなあ。
家での出陣前の儀式の時もどうかと思いますし、通りでの白虎隊へのアドバイスもどうかと思います。どうして誰も注意しないのでしょうか。いくらなんでも礼儀知らずにもほどがあります。武士的には一番神聖な場ではないのですか。
銃がなくても刀があるって、非戦闘員にまで被害を拡大させる危険思想ですね。いい加減こういうのはやめて欲しいところです。
三郎の仇が討ちたいっていうのは、結局長州人も家族を失っている人たちがいるわけで同じ心だし、故郷を守るという覚悟も、籠城前夜の別れも、長州征伐の時に長州で繰り広げられたシーンだし。長州征伐の悲劇がほとんど語られないのは最終的に勝ったからで被害がなかったわけではないし。実際に戦っている大半の兵は大義名分とか関係なく同じ悲しみを憎しみに変えてぶつけ合っているだけなのが切ないです。

  • 宮中の諍い女

なんか不思議なタイトルですね。諍い女ってはじめてききました。
吹き替えでないのが残念です。雍正帝のセリフが曹操の声で再生されてしまいます。
とにかく誰が誰だか状態ですがそのうちわかるようになるでしょう。せっかく満州族漢族って言っても今一衣装なんかではわかりませんね。中国人的にはわかるのでしょうか。そういえば清ってチベット族>漢族だったような。ここでは満州族、漢族、その他の扱いのようですが。
なぜいつも主役は玉の輿を嫌がるのか。そしてなぜ寵姫になるような女性たちがやたら一緒になるのか。
皇帝のところに布団巻きで運ばれていてすごい時代考証ですね。ちなみにあの映像ではわかりませんけど、一糸まとわぬ姿です。これって凶器になるようなものを持ち込めないようにって事らしいですけど、そこまで信用できないなら次々と女性をとっかえひっかえしなければいのにと思ってしまいますね。
ちょっと皇帝に気に入られたからってあの召使たちは…。これで増長しない女性ってほとんどいませんよ。いたら聖女です。
ここまでくると華妃の横暴さって雍正帝の責任じゃないですか。人が死んでいるのに大目に見るように言っちゃったらねえ。
まだ十代だから仕方ないけど、お嬢様育ちなのに自分のしている事が下の者にどんな影響を与えるのか考えないというのはいかがなものでしょう。「君君たらずんば臣臣たらず」って言いますからね。