昔の若いものは

大河の感想に書こうと思ったけど、とりあえず時代劇全般に言えることなので分けました。
竹子の母親たちが照姫に会っている時に駆け付けた八重たちの服装が無茶苦茶気になりました。戦前の貴族とかじゃないお金持ちの家でも、女中さんに来客や主人一家の前に襷や前掛けを着けて出てはいけないと言われていたそうです。たすき掛けは非常時だからいいとして、八重の服装は——意味があるのはわかるけど、あんな破れて手足が出ているような格好でいいのでしょうか。容保の前でもあの衣装でしたけど。しかも、照姫のところに取次とかなく勝手に押しかけているのですけど。
他にも八重が容保の前で起こられていたけど、目上の人に自分から話しかけるのは失礼で聞かれた事に答えるのだけが当たり前の礼儀でした。家老の頼母相手でもあんな言いたい放題じゃ無礼者ですよね。
そういえば、ちょっと前に大奥が流行っていた時に、奉公する時に大奥でのことは他言しないと誓いを書いて出したと紹介されていましたが、お茶やお花の人とかが偉い人と会うときも偉い人や屋敷内でのことは他言しませんと誓いを書いて出したらしいです。あんな簡単にお殿様の陣のことを聞いていいのでしょうか。
しかし、こんなのが常識だった時から100年もたっていないって不思議な感じですね。