時代劇感想

  • 大河

三木城は尼子ほど困っていなさそうですね。ドラマの描写的にはもうちょっと戦ってもよかったんじゃないですか。後、皆さんの鎧の縅が色鮮やかでしたね。
おお、信長が金ぴかになっている。しかし、お能が多いですね。よりによって葵上じゃなくてももっとおめでたいのでいいのに。
愛想が尽きたとかこの人に言われたくない感が半端ありません。
しかし、逃げる城主多いですね。まあ、史実では逃げた人多かったけど今までは潔く自害した人ばっかりドラマになっていたから、これはこれで新鮮かもしれません。
半兵衛のようにと言われても半兵衛自体が容赦ない人物なんて(このドラマ上では)さっぱりですよ。松寿を助けたいい人ですよね。
有名な佐久間さん追放。でも、息子が追放後に信忠に呼び戻されているので、結局フォローされていることはあまり語られないのでした。
関係ないけど、森蘭丸は信長に次いで衣装さんが頑張っているのではないですかね。
寧々がいいこと言いましたね。信長は自分の子どもには甘いですからね。私は本能寺後の秀吉がのし上がった時、結局、信長の息子が継ぐからというのが秀吉に従った織田の家臣たちの言い訳になっていた気がします。

お役人?の肩のところが鱗みたいになっていて面白いですね。
中国人は本を焼いたりするの嫌いですからね。
こういうシーンで思うのですけど、大勢の人が生き埋めになるときあんまり土をかぶせていないけど、下の方の人は圧死だとして上の方の人の死因は何なのでしょう。
魯粛…じゃなかった、張良…というか、この役者さんにありがとうと言われたらきゅんとしてしまいますね。美青年じゃない代わりに母性本能に訴える戦法か。
むしろあれだけ派手な攻撃をする準備をよく見逃しましたね。あの藁玉みたいなのはどこに隠していたのでしょうか。
あんな崖から行方不明になったら死んだと判断しそうなものなのに、死体がないとダメなのでしょうか。変なところ厳格ですね。
一々殺される周りの住民がかわいそうすぎます。
歌が口パクにしてもあってなさ過ぎでしたね。そして、あの大勢もいきなり歌いだす不思議な人たち。これぞ、ドラマチック過ぎてお近づきになりたくない…じゃなかった、遠くで見守っていたい楚人そのものですね。
なぜかこの流れでお友達になる項羽と虞子期。引き続き、これぞ楚人ですね。
叔父様、残念ながら項羽は永遠に少年のままです。
項羽って虐殺とかしまくっている割に爽やかな感じがするのは虞美人の悲劇がかなり影響してますよね。虞美人との純愛のイメージが強くて女性に犯罪していないような雰囲気があるし。実際のところはよくわからないのですけど。
労役の人数が無茶苦茶らしいですけど、ちゃんと戸籍管理できているのですか。
始皇帝を冷静に評価していて意外でした。並べると矛盾がすごいけど、しかしこれが人間というものです。
隠している割には歴史書にしっかり書き残されている始皇帝の死とその後の真相。周りも怖くて口に出せなかっただけでばれていたと思われます。
この手のドラマは生きることにまつわる汚さをちゃんと描きますね。
劉邦の言っていることは一見よく聞こえることだけど、手間と収穫という意味ではお金持ちの家の方が一度でたくさん食料が手に入るから合理的けど、お金持ちから取ったら貧乏な家から補充するだけの気がしなくもありません。でも、法三章みたいでわかりやすいですね。
しかし、指名手配されているはずの項羽が余裕で結婚話まで出ていて、劉邦の方が生活が苦しそうなのがリアルですね。
そういえば、秦って厳しすぎなせいで劉邦みたいに追いつめられた人々が反乱を越して滅亡しちゃうわけですが、フランス革命の時もジャコバン派の誰かが「刑罰を厳しくしたら犯罪が減って世の中がよくなると思っていたのに、(些細な罪でも死刑になるから)死に対する感覚がマヒして逆に世の中が悪くなった。恐怖政治は失敗だった。」って書き残していましたね。