中国

初戦と2回目が交じり合う三戦目です。でも、年々まともになっていってさすが中国という突っ込みどころがなくてさみしいです。敢えて言うなら、お花にそこはかとなく南国の香りが混じっている事でしょうか。
ところで、中国人フィギュアスケーターの辞書にはホームがないのですか。

  • 女子ショート

女子は寒色率高いですね。上位の選手でちょっとホッとしました。しかし、男子の襟もとが大胆になっていく一方で女子は閉鎖的になっていく傾向がありますね。そして背中が意味不明にあいている。
エドモンズは曲と振付に衣装があっていない気がして仕方ありません。
と思ったら、リプニツカヤも曲の雰囲気と衣装が微妙でした。
ロシアのジャージって後ろに鷲の絵が描いてあるのですね。密かなお洒落。

  • 男子ショート

中国人の衣装に一昔前のちゃっちさを感じて仕方がありません。
うっかり、ドーンブッシュってこんなにコフトゥンに似てたんだ大発見をしてしまいました。騙されてしまった…。
ミーシャはとりあえずエキシビと違いがあるだけでよかったという気がします。
ハンヤンは身もふたもないタイトルで、しかもタイトルをまんま表している外見でしたね。
コフトゥンはやっぱりジャンプ前にバランス崩してるんじゃないの?な前傾姿勢になるのを本当に直した方がいいと思います。後、実際に見ないとわからないけど、所々止まりそうというか今一勢いを感じないのも気になります。の言葉でいうと大儀そう。
‐男子フリー
コフトゥンは青いスパイダーマン
ニュースな激突ですけど、映像がせますぎ&短すぎて未だに何があったのかよくわかりません。カメラが羽生君を追っていたため相対的にハンヤンの動きが見えないほどのスピードになっていましたし。まあ、強いて言えば、今までにも何度も衝突があったのに何の対策もしていなかったISUの責任でしょう。今までは運よく軽症で済んでいただけだったので油断していたんですね。
ハンヤンは三半規管に影響が出ているというか、スピンの後の動きを見ると回転の感覚が狂っているのではないしょうか。羽生君は全体的にダメージがあるけど回転には耐えられているようなので、そこが点数の差がついた気がします。
でも、私は棄権した方がよかったと思います。試合の問題だけじゃなくってアスリートがどこまでするかについてちゃんとバックアップをしないとダメなんじゃないのって思っています。フィギュアスケートのドキュメンタリーをいくつか見ただけなので内部をちゃんとわかっているわけではありませんけど、欧米の選手でもドクターストップを無視して試合のために練習を続けていて考えてしまいました。20代でも30代でも一流のアスリートならいろんな経験をせずに競技を最優先に時間とかを使っているわけで、世間知らずの子どもが一つの価値観・評価だけを世界のすべてと思い込んでいる状態だから判断能力なんてありませんよ。リード姉弟だって足の状態が悪いなら1年休んででもオリンピックに備えるという選択肢がなかったのかな、とかね。じゃあ、周りの大人って思っていたんですけど、ドキュメンタリーを見てこの人たちは選手以上にこの世界にどっぷりつかっていて、できるだけ試合に出て実績を作ること、一つでも上の順位を取ることが最善と信じていて全然抑止力にならないってわかりました。冷静そうに見える佐藤コーチですら医師に試合に出た結果歩けなくなっても責任取るとか迷わず断言しちゃうわけですし。人生って、たとえ数か月でも誰かが責任をとれるほど軽くないですから。そんなこんなで、ドクターストップっていっても…。そもそも、アスリートじゃなくても食事制限とか、アルコールとか、安静にとか普通に無視している人なんていっぱいいますからね。精密検査から逃げ回っている人も知っていますし。明らかに体調が悪いから何人も病院を進めているのに頑として行かなかった人もいますし。私も薬を飲まないで嘘をついた前科もちですし。何とか別の分野、別の価値観を持っている第三者で、発言に強制力があるってできないものでしょうか。
後、スポーツの得点や順位は努力賞ではありませんから。それだけは声を大にして言いたい。
そういえば、ファイナルはバルセロナですね。バルセロナカタルーニャの中心地。どうしてマドリードにしなかったのでしょうね。