ホビット

原作は読んだことあるけどうろ覚えです。確かオークがこんなに出てこなかったような気がするので映画用にだいぶん脚色してあると思います。その割には出てこないシーンもありましたね。一番残念なのはエルフの宴会シーンがなかったことです。短気で気難しいスランドゥイル王が玉座から冷ややかに見降ろしている中でエルフたちが全然気にせずどんちゃん騒ぎしているのが見たかったです。まあ、ドワーフがメインなので仕方ないですね。
ドワーフは丈夫設定なおかげでいろんな無茶をしていますね。あれだけ転げまわったりあっちこっち当たったりすると人間だったら大けがしていますよ。
首をかしげるのは闇の森の挨拶かと思ったら違うみたいですね。スランドゥイルってよく首をかしげているから癖なのかな。梟みたいです。ちなみに、梟とか動物が首をかしげるのは耳の位置を変えて音の位置を測り正確に状況を把握するためらしいですね。
こんなにすぐ壊れるセットをここまで凝って作れる職人魂がすごいですね。
ああ、ハンカチは遠足の持ち物に必ず入っていますからね。しかも、トロルでさえハンカチを使っているくらいですからね。
トロルってご飯を服も着たままローストするんですか。変わった料理法ですね。おかげで助かるからいいんですけど。
会議をするといいながらガラドリエルガンダルフだけが秘かに私語しています。バックに聞こえてくるサルマンの熱弁が憐れ。
いやいや、いくら何でも葉っぱ丸ごとのご飯って…。兎の餌じゃないんですから。
なぞなぞは私にはさっぱりわかりませんでした。おちは3つのお願いみたいな感じですね。
いくら勝手に帰ったとしてもゴブリンに囲まれたこの状態で心配もしないのはいかがなものでしょう。
木の上に登っても倒されるだけな状況。トーリンもビルボも足場を確保できてよかったですね。
ビヨルンの一族を捕まえて慰み者にしていたのにビヨルンが一人だけなのにドワーフを追いかけるのを一時中断するオークの謎な行動。関係ないけどホルスタイン模様の仔馬がかわいいですね。
こんな方向音痴集団と別行動をとる引率の先生ってどうなんでしょう。しかも、(仕方ない事情があるとはいえ)待ち合わせに遅れてますし。
レゴラス登場。でもなんか指輪物語ではもっと飄々とした感じなのでシリアスすぎる気がします。
ドワーフは醜いのは設定なんだけど、映画の場合は俳優さんが演じるから髭だらけとか演出しても顔立ちはよくなってしまいますね。オークくらい顔が変わったらわからなくなるんですけどね。
スランドゥイルにケンカ売ってバーリンからもがっかりされていたトーリンって血筋的に外交できなさそう感満載ですよ。
ドワーフの樽って実際にはあっという間に水が入って沈みそうですね。ここで、いつも物を投げて遊んでいるように見えるトレーニングが役に立ちました。
エスガロスってベネチアみたいな感じですね。このごちゃごちゃとした感じの町がいかにも欧米な雰囲気でいいですね。ついでにお魚がおいしそう。
タペストリーのドワーフ王の系図がいかにもヨーロッパでしたね。
いいところで登場するエルフ・レゴラスと思わせておいてからのタウリエル
ドワーフvsスマウグの戦いは迫力あるけど、エスガロスは大迷惑ですね。予言が当たっていますよ。よく考えたらデイルもか。ところで、スマウグの戦いで武器として使っていた金属って金?たくさんありそうですからね。しかし、炎を吐くんだったら熱には強そうなのでどれくらい効果があるのか、足止めにはなるでしょうけど。
しかし、スマウグを起こす気がなかったドワーフって何をしに故郷に帰ってきたんでしょう。アーケン石が欲しかっただけですか。ここはいまいちわかりませんでした。ドワーフが住んでいたらスマウグもそのうち気づくでしょうし。
最初からガラドリエルが戦っていたらすべてがもっと早く終わったんじゃないかなと思わざるを得ません。後、サルマンに激しい動きをさせないでください。俳優さんの年齢的にドキドキします。
難民して朝起きるとエルフの軍隊に囲まれていましたという悪夢な展開。逆に救援物資を持ってきてくれたようでよかったですね。
エルフって回って動く習性でもあるの?人が通るのに道を開けるときも隊形を変えるときもやたら回りますね。
え?走っていくの?戦場についたころにはヘロヘロですよ。
山で動くものあれば殺す命令が出ているのにビルボを見逃していますよ。流石、闇の森のエルフですね。そんなだから牢番の鼻先から鍵を盗まれるんですよ。
いやいや、そんな大事な仕事をアルフリドに任せてはいけません。
離れ山に攻めていく時ってエルフの後ろに人間がいる配置なんですね。後ろから敵が来たので前になっちゃったけど。
馬も四つ足、鹿も四つ足、山羊も兎も猪も四つ足。
エルフとドワーフと比べて人間の装備の簡単さに同じ人間として泣けてきます。ほとんど普通の服ですよね。
街の攻防戦で狭い道で人で押し合いへし合いしていて大変そうです。
途中でエルフの死体に我に返って帰ろうとするスランドゥイルの近くにいるエルフたちが武装していなくて不思議でした。戦わない文官側近とか?むっちゃ戦場なのに…。
グンダバドの援軍ってドワーフはともかく戦いの訓練をしていない素人のホビットに何人か倒されていますよ。まあ、速攻で気絶させたけど…。
トーリンvsアゾクを見ていてヨーロッパの昔の鎧は全身を覆っていて大変そうですけど、足の裏まで大切なことが確認できましたね。この辺は足元がツルツルでみんな大変そうでした。おびき出して戦うんなら場所は選びましょう。
前から言っているように私は乱戦シーンで何が起こっているかよくわからないんですけど、今回はドワーフとオークの鎧の色が似ていてなおさらでした。エルフは金色だからわかるけどあんまりいなかったような。
いつも最後は鷲無敵な終わり方ですね。
最後にホビット庄に戻ってくるととてもカラフルで素敵。
えっ。ビルボが家を出てから1年もたっていたんですか。全然そんな感じしなかったですよ。しかし、本人を前に公的書類を要求するなんてすごい文化ですね。
こうして指輪物語が始まりました、おしまいな結末でした。