P.S.男(注:シャオチェンに辛口です)

シャオチェンがフージエを自分勝手と言っていてびっくりしました。フージエとチェンエンが取り合いするほどシャオチェンが魅力的なのは十分わかるんですけど…。ずっと子どものため、子どものためって言っているのに失恋して傷ついたからと引き継ぎもせずに田舎に引っ込んで、自分のことでいっぱいいっぱいになって幼稚園の子どもたちの心配どころじゃあなくなっているのを見て、ああこの人は自分が一番大事で本当の意味で誰かのために自分を犠牲にするなんてできないんだなと思いました。いまだにこのシャオチェン観が変わりません。利益を考えず子どものための幼稚園をつくるのが夢なら、どんな理由があれ今目の前にいる子どもに迷惑かけるようなことをして平然としていられる神経がわかりません。マリーが同じことをしても納得ですけど、逆にこういうわりきってるタイプの方が迷惑なことをしないんですよね。
自己中な男がシャオチェンとの出会いによって変わるというのがこのドラマのテーマらしいけど、フージエもチェンエンも変化したのがよくわかりますがシャオチェンは成長してないと思います。マリーはフージエを嫌ってるけどアマンダ母子と父親への対処といい、私にはダーマオとフージエが周りよりずっと大人にみえます。園長たちとの交渉もモン父子の問題解決もシャオチェンは突撃して自分の気持ち主張するところから始めてるのにたいして相手を知ることから始めているし。相手を知るってことは相手が何を望んでいるか知るってことでもありますから。フージエとチェンエンと友達になりたいと言っていますが自分が満足する形に落ち着けばいいというのは解決になるわけではないとシャオチェンは知った方がいいですよ。
ところでポテトチップスやラーメンを食べているフージエに不覚にもときめきました。私はおしゃれなものよりジャンクなものを食べてる姿の方に弱いようです。
感想のついでに。ずっとアマンダに聞きたいことがあります。マスコミにばれたら困る秘密があって、今もマスコミに騒がれたくないなら、どうして外から丸見えのガラスが多い家に住んでいるのですか?このドラマ最大のミステリーです。