ホップホップホップホップホップ、ステップジャーンプ

昨日ダントンを見て、陪審員が出てくるのにちょっと驚きました。そういえばポワロでも陪審員が…ってセリフがありますね。日本の陪審員は今やほとんど聞かなくなって、個人的には反対なので早めに廃止して欲しかったけど無理っぽいですね。導入時に外国では〜と言われていましたが、バックグランドが違い過ぎて比較にならないのにと思いましたが、じゃあ説明といわれても難しいので誰か言葉にしてくれないかと期待していたのに残念でした。
趣味でヨーロッパの自分の好きな時代だけでも読んでいると、時々政府(君主)に対して、「我々が自分で決めるんだ、我々が自分で運営するんだ、それが正しい姿なんだ!」という、シンパシーを感じない声が行間から湧き上がってきます。一見同じような制度や状況でも日本やアジアではこれはないんです。アジアはヨーロッパと違って自分たちで政治する感覚がありませんから。アジアの他の国は知りませんが、日本では政治家ですら政治しない方がいいと思われていますよね。偉い人が立派な人で、周りも感化されていい人になって、それをみている部下もいい人になって、どんどん広がっていって、私たち一人一人が矩をこえずになるのが理想ですから。実際に民主制度が完全実施されるようになったのは日本もヨーロッパも同じころだけど、千年以上自分たちで法律を作る夢をみてきた、政治をする夢をみてきたヨーロッパと一緒の制度はちょっと苦しい。
ちなみに民主的な選挙制度にも同じことを思っています、私。