何処も同じ

マリー・アントワネットで有名な首飾り事件ってバックが私的に色々面白いのですけど、その一つが事件後の犯人たちの行動から想像できる王侯貴族と商人との関係です。
この事件の犯人たちは詐欺が成功して首飾りを手に入れた後、逃げようとせずにパリに留まって、手に入れたお金で豪遊しています。初めてこれを知ったときは呆れて言葉もありませんでした。普通ならお金を持ってさっさと逃げますよね。なぜ逃げなかったかというとバレないと思ったからだそうです。マリー・アントワネットがお金を払わなくても商人のベーメルは泣き寝入りして事件は発覚しないと信じていたそうですよ。
日本でも大名貸しが原因で倒産しちゃうお店がありましたけど、ヨーロッパでも王侯貴族に踏み倒されて倒産しちゃうお店があったとかいいますが、いやあ本当にあったのですね。