李嗣源

李嗣源(上) (朝日文庫)

李嗣源(上) (朝日文庫)

李嗣源のファンが期待して読むと悲しい結果になります。主役といえども半分以上出てきません。特に中頃=上の後半から下の前半にかけてはほとんどわき役の扱いです。これ、薫なんて幼少期を出す必要あったのでしょうか。まあ、ややこしい時代だから仕方ないとはいえほとんど説明、時々小説です。
残念ながら、優秀という印象も強いという印象もありません。
皇帝になった経緯やその後を見ると超匡胤の方が上やねという感想です。