戦国武将の明暗

戦国武将の明暗 (新潮新書)

戦国武将の明暗 (新潮新書)

まあ面白いし、マイナーな武将のことも書いてあって興味深いです。
ただ、おあんの城の地名だけど、10代の頃の体験を80くらいになって話した内容を聞いた子どもが大人になってから書き残したものが「間違いのない正確さ」じゃないのは仕方ないんじゃないですかね。そこに意味を求めすぎな気がします。本人が間違えたのか子どもが記憶間違いをしたのかわかりませんし。書かれたころは佐和山城がなくなってから100年近くたっていますよね。
他の部分を見ても著者が真面目な方なのはよくわかりますよ。