おだまり、ローズ

おだまり、ローズ: 子爵夫人付きメイドの回想

おだまり、ローズ: 子爵夫人付きメイドの回想

イギリスのメイドの回顧録ですが、メイドと言ってもピンキリでこの著者はメイドの中でもエリートメイドです。「奥様」というのはイギリスでは有名な女性の様で「あの話」で通用するようですが、私にはよくわかりませんでした。型破りな淑女らしからぬ雇い主とはいえ主人公とは気が合ったから長く勤められたんではないでしょうか。
しかし、夢をかなえるためには世間を知っている賢い親が教育に投資してくれないといけないという身もふたもない教訓話という印象が強い本でした。