ダイエットは永遠の課題

テレビで杉本彩が言っていたダイエット法が、野菜を食べなさいと家族からしょっちゅう言われる程肉食で霜降りの価値がわからない程赤身が好きで運動嫌いな私に合いそうだったので挑戦していますが、姿勢を保つと腰にきそうなのは筋肉が足りないのでしょうか。
ダイエットといえば放浪の妃ことシシィことハプスブルク最後の皇后(実際にはツィタですが)エリザベートが有名ですね。しかしダイエット法にかなり問題があったようで便秘に苦しんだり、晩年には栄養バランスが悪いせいでむくみがでてそれを太ったと思い込んでさらに食事制限をするという悪循環におちいったりしたそうです。当時は今ほど医学が発達してなかったから仕方ないと言いたいところですがエピソードとかみるとエリザベートって自分が信じたら人の意見を聞き入れないタイプだったようなので必ずしも時代のせいとは言えないかも。
食事は、肉は悪いと信じていて肉の搾り汁を食べて(飲んで?)いたのが有名ですが元のお肉はキロ単位とも言われています。まあそのまま食べているわけではないし搾れば減りますからね。でもお菓子も好きだったようで今でもエリザベートが好んだものが残っていますが日本人からするとカロリー高そうです。菫の砂糖漬けも太りにくいからと好物だったそうだけど結局砂糖の固まりでは?バターを使ったケーキよりはマシかもしれませんが。ただ気持ちはすごくわかります。この食生活のせいで今でいう個食になってしまい仕事である晩餐会とかにも出たがらなかったとか。
運動では乗馬や散歩を熱心にしていました。散歩は長い距離をものすごい速さで歩くのでお付きの女官はついていけず文句たらたらだったらしいです。乗馬は放浪先でもしていたので手配も大変な時があったとか。
乗馬と個食に関してはイギリスでトラブってたりします。
ここまでしたらそれなりに結果もついてきてスタイルは生涯にわたっていいです。顔はある程度の年齢になるとエリザベート自身がいやがって残していないのでわかりません。奇跡的に写真が一枚あるのですが古いし白黒ではっきりしないんですよね。
そもそも自分の最大の価値は、歳月とともに衰えていく外見だと思い込んじゃったのが本人にも家族にも国民にも悲劇のはじまりですよね。勉強するとか、仕事を完璧にするとかだったらよかったのに。マリア・テレジアなんて初めて十歳の肖像画を見たとき衝撃を受けたほど経年変化が激しいけど本人は幸せそうだし、夫婦仲もいいし。でもどうでしょう?エリザベートにとっては勉強より皇后になる為の努力より美貌を保つ方が楽だったかもしれません。
こうやって自分に言い訳しつつダイエットを真剣にしないのが悪いとはわかっているのですけど。