映画二題

アカデミー賞4冠作品。(上映してる映画館少ないけど)エリザベス女王のご両親のお話です。
昔は霧がひどいと車の前を人が歩いて確認していたんですね。自動の輿みたいなものですね。ジョージ6世が左利きの矯正のせいで吃りでそのため内気で王になりたくなかったのは有名な話ですが、子ども時代の話はどこまで本当なんでしょう?父も兄もストーリー上悪く描かれていた感じです。まあチャールズ皇太子もいろいろあったみたいですしね。しかし父もスピーチの練習させながら焦るな、リラックスしろ、話せと矛盾したことを言っていてあの環境では治らないわとしか言いようがありません。むしろ悪化させてるような。
ラジオで話した後、証拠写真とるんですか。ジョージ6世は別室の後明らかに嘘な写真撮ってましたけど。何でも公開されて大変だけど今はテレビだからごまかしようがないのに比べたらましなのでしょうね。
エリザベス母はさすがヒトラーに嫌われるだけの強さでした。時代的に帽子がおしゃれで見ていて楽しかったです。この後戦争の大変さもあってジョージ6世が早くに急死したので一生シンプソン夫人を赦さなかったそうですが気持ちはわからなくもありません。ダイアナさんとも仲悪かったんでしたっけ?当然チャールズ皇太子も一喝されたんでしょう。皇太后の死後結婚だったから「私の目の黒いうちは…」って感じですかね。
もっとたくさんの映画館で上映したらいいのにと思います。

今頃見ました。外国人が似たような服で出てくる上ポーランドの名前が覚えづらくて間違いがあるかもしれません。
英国王のスピーチと同じ時代なのにあちらはラジオでこちらはスピーカーでした。
アンナと一緒に暮らしていて連行されたのは誰でしょう?どっかで出てました?
軍服の区別がつかなくてだれがドイツ兵でソ連兵でポーランド兵なのかわかりません。
大将夫人は結局声明文を読んだのかしら。正論だけどせっかく生き残ったイェダを追いつめて自殺させるのはちょっと可哀想です。大将夫人は芯が強くて、主人公より好きですが。
美術大を受けた若者のエピソードはポーランド人には重要なのでしょうか。せめて上着を捨てればいいのにとはらはらしました。兄の墓石を作った女性位の根性があったら何をしてもご自由にと言えるのですが…。
いい作品ですがなんとなくオムニバスっぽいのでちょっと分かりづらいところがありました。全体像はつかめます。ただ字幕は明らかにセリフより少なかったです。マイナー作品だから難しくても文句言う観客ははいないと思います。
そういえばベルトをとるのはなぜでしょう?ベルトってかんざしと同じで護身用の武器になるそうですがいざというときに落ち着いて外すの無理だと思います。
捕虜の一人が武器も満足になかったのは誰の責任だって言ってましたけど本当にその通りです。今はちゃんと研究してるんでしょうか。もちろん侵略した独ソが悪いけどポーランドも対応悪かったですしね。
最後に建物で殺された後運ばれた人と森で殺された人がいるのは事実でしょうか?建物の方は大変そうだけどなぜああいう方法なのでしょう?