関ヶ原
- 作者: 岡田秀文
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2013/07/17
- メディア: 単行本
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それにしても、辰が出てくるなんてびっくりですね。この後、波瀾万丈というか、想定の範囲内というかな人生でドラマチックなのにほとんど知られていないですね。関わるのが、家康の養女で前夫が福島正則の息子なお方だからなせいでもありますけど。女性好みっぽい人生ですけどね。しかし、この時代は家単位だから個人を語ってもあまり意味ないにしても、三成の孫のために正則の孫が殺されるのは複雑なものですね。
小早川秀秋のお坊ちゃまっぷりが面白かったですね。家康も気が長いイメージが多いけど、実際は気が短いエピソードもあるので、結構苛々しててよかったです。もう胃に穴があきそう。
三成と吉継のあほ発言に和みました。一番いいシーンでした。ところで、野戦でした大砲は関ヶ原の三成が始めてって本当ですか?なんか別のところですでに使われていたのを見たことあるような気がするのですが、ドラマの演出をみすぎでしょうか。
まあ、主要登場人物が少ないのに、関ヶ原後どうなったのか省略し過ぎな感はありました。