神々の男たち

実際にあった事件で、結末もチラシにかいてあったのでいつ来るか緊張しどおしでした。
フランス作品らしくドキュメンタリーなのにところどころわからないシーンがあり、それがまたすごくきれいな映像でした。あと、修道士って皆あんなに歌が上手いのでしょうか?
私的にはリュック修道士とアメデ修道士が見所。リュック修道士には必ずしも同意できませんが、ブレないところがかっこいいです。最後に連れていかれる時もテロリスト相手にペースを崩しません。アメデ修道士はこういっては何ですが、可愛かったです。しかも最後にちゃんと助かっているし。あんな簡単な所くらい探しましょうよ。やっぱり年の功でしょうか。
途中に出てきた手紙みたいなのは本人が書いたのが残っていたのか、映画の創作かどっちか気になります。かなり聖書が引用してあるようで、わからないのが残念です。わかれば更に深みが出ると思います。
修道士たちがいい人たちなだけにアルジェリアの偉い人が言っていたアルジェリアの現状はフランスのせいというのが一片の事実なのが辛いです。そしてそのツケを局所的に現地の人々に貢献している普通の人たちが払わなくてはならないのが辛いです。
来月100000年後の世界が上映されるので見に行きたいです。