宮廷女官若義

お話としては面白かったし、役者さんもよかったし、衣装とかも見て楽しめました。問題はどうして皆がヒロインを特別扱いするかわからなかった事ですね。
皇帝や王宮が恐いなら、過去の告白や結婚はやめましょうよ。皇帝に特別扱いされているあなたはよくても巻き添えになる周りの人間が迷惑です。
花嫁衣装は赤くなくていいのでしょうか。
侍女が密偵かと思ってハラハラしました。
最終回は俳優さんの渾身の演技を堪能できました。これでヒロインの影さえなければ…。
ふと思ったのですけど、批判されている日本のドラマ以上に年齢不詳な中国ドラマだけど、監禁から帰ってきた十三皇子が白髪でおもいっきり老けていたら、皇帝になってからの迫害のイメージも変わったんじゃないでしょうかね。十三皇子が諌めに来るけど、皇帝はその姿から苦労を思い出してますます怒りを募らせる…みたいな。八皇子側だって誰も傷付けていないわけじゃないですし。
っていうか十皇子を見ると頭悪い方がよかった気がしてきます。
十四皇子の両親に可愛がられっぷりとその後を見るとホッとしながらも、父親に疎まれ母親が自分の為に半分自殺した上に、家庭(妻との関係)もゴタゴタだった八皇子の不幸っぷりが浮き立ちますね。
最後の博物館で絵じゃなくて、犬の絵の小瓶の方が私的には感動したと思います。しかし、すごい肩透かしなラストでしたね。流石の中国でした。