皇后の記

ドルゴンが連れ子を虐待する再婚相手夫みたいになっています。
っていうか、ろくな男性がいないんだけど好きな女性(エジェイ➡️ユアル、ドルゴン➡️ユアル、ホンタイジ➡️ハルジョル)と好きじゃない妻(エジェイ➡️ハルジョル、ドルゴン➡️シャオユアル、ホンタイジ➡️ジェルジェル)への態度を比べたらホンタイジが一番ましな気がしますね。
ドルゴンはホーゲを謀反で殺したりジルガランを無能と排除したりユアルに隠し事を責めたりするなら、まずアジゲを皇帝暗殺の罪で裁きましょうね。ユアルがフリンに甘いのが気に入らないようですけど、自分も同母兄弟に対して同じですやん。
そもそもドルゴンが奪われたって主張しているものが初めからドルゴンのものじゃないとしか言いようがないので言動に全く同意できないです。フリンが今何歳設定か知らないけど未成年だから親政できないって言うなら当時15歳だったドルゴンがヌルハチの跡を継げるわけないやん。
少し前からユアルの顔の横(もみあげになるの?)の髪が気になっています。高い身分の髪型なのかな?年齢かと思ったけどナムジョンにはありませんでしたし。

琅琊榜<弐>

なんか、元啓の父の謀反の経緯がわからないのがずっと引っ掛かっています。
皇帝もまだ子どもだから言える部分がありますよね。このまま長林府が残ったとしたら、将来自分の子ども、自分の孫、自分の弟より安泰な地位と権力が保証されている従兄弟とその子孫をどう思うのか…今の皇帝はいいとして、次の皇帝は?その次の皇帝は?どんどん血が遠くなっていけば邪魔に思うでしょう。誰だって自分の子どもがかわいいですから。そうじゃなきゃ帝位を親子で継承しなくていいですし。
やっぱり、長林府だけじゃなく国にとっても平章が生きていたらよかったって思っちゃいますね。平旌が死んでもよかったってわけでは決してないけれども。元啓だって平章が生きていたら東海の話に乗ったのか疑問ですし。元啓って信用できる相手がいないんですよね。私だって平旌は信用できないって思いますし。別に平旌に悪意があるとかそういう問題じゃなくてね。
元啓は滅びの道に入っていきましたね。どっちにしても国民と兵が大迷惑ですよ。
飛盞を見て結局皆私情で動いてるんかーいって気持ち。
えー。皆よく実績のない元啓に任せますね。っていうか、親を考えたら恨まれているのを心配しないのかしら。
安如の侍女も気持ちはわかるけど皇太后の前でボーッとしてたらダメでしょう。比喩じゃなくて命かかっているのに。安如は今後この侍女を人前に出さない方がいいですよ。

皇后の記

う~ん。この展開でユアルとドルゴンに好意的に考えるのは無理。
シャオユアルだって病気療養っていうより自分達の再婚の邪魔者を体よく追い払ったようにしか見えないです。それより、散々愛しているのはユアルだけって言ってシャオユアルに冷たくしていたのに、皆の前でユアルに反論されて言い返せなかったらシャオユアルに安らぎを求めにいくドルゴンのダメっぷりに言葉もありませんよ。
ホーゲが悪いにしてもドルゴンも全然公平じゃないでしょう。アジゲが皇帝暗殺の黒幕なのを隠しておいてホーゲばっかり責めてもねえ。まあ、アジゲはドルゴンの死後失脚するのでその時に絡んでくるのかも知れませんけど。そもそも、呪いなんて信じられないのに罪罪言われても…。しかも、ホーゲは本人の言う通り呪ったんじゃなくて人相の話をしただけですし。
子どもが殺されかけて動揺しているのは仕方ないにしても、ドルゴン相手に泣いて命乞いして直後の朝廷で大満足な顔して自分の部屋に帰る途中でまた暗殺疑惑持ち出してウジウジ言い出してユアルは何なん?
後、ユアルが普段はフリンのことを忘れている(ようにしか見えない)のにいざとなると子どもが一番って言い出して犠牲になるのを嘆き悲しんでいい母親になるのも納得できないです。

皇后の記

色々あるけど、結局ドルゴンよりホンタイジの方が皇帝にふさわしい人物ですね。
ドルゴンも清の兵って一応言っていても戦闘中に家族が命を落とした私怨にしか見えませんよ。
ますますドルゴンはどうして妻の扱いでホンタイジに物申せるのかあきれる展開。
なんかねえ。登場人物に褒め称えさせたらユアルが明にまで名前が知れわたるほどの才女という設定に納得できるって訳じゃないって気づいてください。むしろ、白々しくてさめますわ。ユアル自身がどういう言動するか、登場時間長いんだから流石って思えるセリフとシーンを積み重ねたらいいだけですよ。ドルゴンにも言えるけど、その場その場の感情で動いているとしか思えないし、浅はかで自制心がないキャラクターと思うしかないですよ。
ホンタイジの遺勅を見て感情的になってメソメソしてたと思ったら次のシーンで、皇后を前にキリッとしいて冷静に振る舞う…その変化の過程を描いたらいいのにいきなり変わるから意味不明でユアルの好感度が下がるんですよ。
いやいや。ジェルジェルもフリンの父親を疑ってたやん。解毒のために父親の血がいるときに誰が父親か確かめていたやん。一概にナムジョンの邪推な訳じゃないやん。ドルゴンとユアルの行動に問題があるんやん。っていうか、宦官に変装して男子禁制の後宮に入ってきた事実があれば手も握ってなくても有罪やろ。
地味にジルガランがどの俳優かわかって嬉しいです。今まで名前が出ても何人かいる中のどの人物かわかっていなかったしこのままその他大勢で終わるかと思っていましたよ。しかし、ホンタイジの遺勅にあった和親王って誰なんでしょう。てっきりジルガランと思ったのに…。
この年頃の子どもから目を離すなんて何するかわからないし危険だしで、今の一般家庭の母親でも注意するけど一人で家事その他をするから仕方ないんであって、召し使いが何人もいる妃なら侍女に凧を持ってこさすか自分で取りに行くならフリンの側に誰かつけておきなさいよ。子どものことをちゃんと考えている母親のすることじゃないですよ。でも、このあとフリンが殺されかかってユアル様の子どもを思う気持ちに感動するシーンなんでしょうね。あほくさ。
とにかく、ホーゲをここまで悪人にしないと年少のフリンの即位もドルゴンによる失脚も正当化できないの?

琅琊榜<弐>

うっかり元啓の大体の結末を知ってしまったんだけど、納得できる展開であってほしいです。だって、元啓の親が罪人なので待遇悪くても温情に感謝して生きるべきって、じゃああの皇太后を母親にもつ皇帝は地位にふさわしくないやんってなっちゃいますからね。
太后がこんなになっちゃたのって――勿論、本人が一番悪いけど、先帝にも責任あるよねと思いました。妃がたくさんいるのも寵妃が別にいるのも時代的に仕方ないけど、ずっと不安定な状態におかれていたんでしょうね。
平旌と父親が連携して秘密裏に国境で兵を動かす用意してたって国の根幹を揺るがす問題ですね。勝てばいいとかいう問題じゃないですね。シビリアンコントロール効かないってことですやん。うやむやにして慣習化したら国が滅びますよ。結果に関係なくこの親子は厳罰に処されるべき。これは荀首輔が正しいですわ。個人の人格ではなく組織の運用の話ですわ。長林府は自分たちが国民を守ったのではなく危険にさらしている自覚を持ちましょう。
日蝕ぐらい前もってわかるでしょう。実際に平旌は予測していたし。天文係の怠慢ですよ。
太后がどうしようもないにしても朝廷からの使者に上から目線で対応して剣まで向けるってこれもう謀反で長林府が皆殺しにされても文句言えませんよ。まあ、ドラマだしそうならないでしょうけど。