大河

もしもし、あれは切腹じゃなく、差し違えるというのですよ。
薙刀隊のうち竹子姉妹だけが垂髪で他は日本髪なのは何故でしょうか。薙刀が戦っている姿が強そうに見えません。なんか、型通りすぎるというか。演武っぽい?竹子の首を渡さないと言いながらほっといて撤退とか、雪子がどうして敵とも味方ともはぐれたのかとか謎が多い演出ですね。
お城の中のゴチャゴチャが…。まあ、勝つ方も内情はそんなものなのでしょうが、負ける方だと何やってんだか感が半端ないですねえ。こういうのを見てると京都所司代を断れなかったのも慶喜に押しつけられたという今までの描かれ方にも疑問。っていうか、何をいっても結局降伏開城して助かっているのを知っているので…。歴史として知っているから言えることって言われればそれまでだけど、皆殺しにされるのではみたいな不安も自分たちの影に怯えているような気がしてなりません。豊臣滅亡時の幼い国松処刑とか、関ヶ原の時の佐和山城落城とかねえ。
ここ何回かでつくづく思うのですが、どうして日本では戦場に女性がいる事がタブーなのでしょう?中国では劉備とか項羽とか家族で戦争にいく感じですよね。中国では亡命や流民が多いからでしょうか。劉備なんて流浪しまくっていますし。ヨーロッパなんて感覚が全然違って戦場まで夫婦同伴だったりします。中には夫の留守中に領土内に敵が攻め込んできたら、弱気な男性家臣に檄を飛ばし、自ら出陣して勝っちゃう妊婦さん妃なんて方もいますしね。