これぞ後見

利休にたずねよで秀吉がお茶をたてるのに利休がお点前のカンニングみたいなことをしていましたね。お茶はどうか知りませんけど、史実ではお能でこれをしていました。あんまり知られていないけど、秀吉は晩年お能に凝っていたのに謡が覚えられなかったのでカンニングしていて、しかし、耳が遠かったせいかカンニングの声が観客に丸聞こえだったと記録されています。でも皆知らん顔をしていたそうで、王様は裸とはなかなか言いづらいものなのか、秀吉自身すべてわかった上で居直っていたのかどっちなのでしょうか。