大河、べっぴんさん

  • 大河

上手いこと又兵衛に押し付けた毛利さんの世渡り上手さが素晴らしいですね。
前田家は母親を江戸に出したんですけど…。
今更目の前で侍女が死んでどうのこうのいうような生い立ちではないでしょうに。
大蔵卿局の言うこともわからなくないくらい自己主張の激しい浪人たち。まあ、無職から脱出するために大阪に来た以上そうなりますよね。
きりとは別の意味で北政所の侍女のスキルの高さを感じさせる通です。そりゃあ、お客を怒らせても減らしてもこの妻だけは敵にまわさないのが賢い選択です。
この秀忠は大丈夫ですか。
滋賀&京都&大阪出身者が関東は嫌という気持ちは痛いほどわかります。
茶々の妹=秀忠の妻の姉という点には触れない徳川家。
阿茶局って家康より強硬派だったんじゃ。
大蔵卿の局って本当にちょろい女性ですね。
いつの間にか浪人を追い出す話になっている不思議。まあ、大阪城でぬくぬく茶々中心の世界に浸ってきた女性があの浪人たちが一つ屋根の下にいるのを恐怖としか感じられないのはわかります。でも、その浪人たちはもう行くとこのない追い詰められた人々なんで後は美しく死ぬしかないですわ。
さよなら、有楽斎。徳川の元で長生きしてください。
妻子を道連れにしなきゃいけない人物たちと身一つな人物たちの落差がすごいですね。

  • べっぴんさん

簡単感想。
入り婿とはいえ、お帰りパーティーを本人にほとんど面識ないすみれの立場に立った参加者で行うってどうなんでしょう。この無神経さこそすみれの本質ですなぁ。
まあ、昔の男性が妻娘を外で働かせるのに大反対するのはセクハラ天国だったからですしね。
よくこんなんで済みましたねというくらいあっさりと浅知恵で乗り切った生地の買い付け。しかし、伯父さんのいい人化がすごいですね。
栄輔に指摘された通りすみれはコミュニケーション力なさすぎです。
跡取り=未来の社長確定のはずの紀夫が君な会社も不思議ですね。本当に潔に使用人の自覚はあるんですか。
人を信じるって、私的にはあなたが単に恵まれたお育ちでおとなしいから付き合う世界が狭く鈍感なタイプだから今がどんな時代なのか皆がどんなに大変な思いで生きているのか気づかないまま、他人の善意に当然のように乗っかって碌に感謝もしない姿にイライラしておりますよ。
なんというか、すみれの住んでいる世界は滋賀や闇市のようなゆりの住んでいる世界と本当に同時代ですぐ近くなのかと言いたくなるくらい落差がひどいですね。他人で生まれ育ちが違うならともかく姉妹で父親も一緒にいて行き来もあるのにね。