わろてんか

なんかしょーもないことが気になって仕方ありません。シーンによって言葉が関東寄りになったりわざとらしいまでに関西だったり…。てんって京都ではそんな京なまりじゃなかったのに大阪に行った途端どすどす言いすぎじゃありません?後、鴨居の位置が…。家を昔の寸法で組み立てているからなのかなんなのか、男性が映ると額のところで切れちゃうのが気になります。後、洗濯して血が出ている手を映した直後に藤吉を陰から見ているときは傷一つないきれいな手をしていましたよ。
ごりょんさんが見抜いた通り、てんの実家って本当にどうしようもない贅沢ですよね。蕪蒸しなんかも作っていたし。
只で女中って食事してますやん。この時代は食費が一番のお給料なんですよ。だから、ごりょんさんは変な臭いさせてまで経費削減に励んでいるんですよ。時代考証しっかり〜。まあ、臭いをけすって、奉公人にはよくてもごりょんさんに思いっきりケンカ売ってますよね。
結局、行商人経験のあるごりょんさんの「食卓に笑顔なんて言えるのは食事に困ったことがないからや」っていう言葉に同意できる以外何もない母親対決でした。せっかく女優さんの演技はいいのに、ここで語られている主人公の美点を見たことなくてとってつけたようにしか感じないんですよ。
なんかいい話みたいになっているけど、楓がすでに喪服をもって(持ってないかもだけど)覚悟してこの家に来ていることは無視していいの?
ところで、駆け落ちと言いながら女中は来ていすわる、番頭は手紙を持ってくる、母親が嫁入り道具を持ってくる、何なんですかね。
いやいや。てんはまず疑ったことを楓に謝りなさいよ。
楓って分家の出なんでしょう?本家の養女にして責任もってお嫁に出すとかフォローのしようがあると思うんですけど…。
この家が赤字だったとして原因は仕事もせずに芸妓に貢ぐ当主とか、価値のない骨董を買ってくる当主とか、外米・古米を高く買ってくる跡取りに責任あると思います。