如懿

優しそうに見えて嫌みを言う皇太后の高度なテクニック。
エホナラ伝説って西太后がエホナラ氏だったから清滅亡後に真実っぽく語られただけで清朝では知ってるけど本気にしないレベルだったんじゃないかな。そうじゃなきゃ、書類審査で落として後宮に入れないでしょうし。
悩んでいるときに謝りに来た妃に笑顔で対応なんて皇帝も大変ですね。
冷宮から出てくる時の皇后たちの疑心暗鬼っぷりが面白いですね。結局、本気で相手のことなんて考えていませんしね。
これだけの荷物持って冷宮までぞろぞろいかんとあかんのかあ。宮殿に戻ってからじゃあかんのかあ。
妊娠で痣ができたら皇帝に愛されなくなるって、もともと拷問で火傷がある阿惹への寵愛が疑問だったけど寵愛されていないんですね。
なんだかんだ言ってずっと白状しなかった阿惹も根性ありますね。
まあ、たとえ主人が極悪で侍女が善良であっても主人を告発して出世する侍女なんて妃たちが認めるわけないでしょう。自分だっていつ後ろから刺されるかわからなくなりますものね。
ドラマってやたら宴をぶち壊しにしますな。
宦官だって自分が死んでも一生苦役でも家族のために嘘をつくんだから家族を保護しないで究明できないと思ったら見張りはしているんですね。
しかし、誰がどこまでかわからなくなってきました。皇后は侍女が皇子を生んだら引き取って病弱な実子の代わりにするって言ってましたし。
阿惹だけじゃなくて、そこにいる阿惹の侍女だって海蘭が炭を盗んだと証言した侍女だって裏切ってますよ。
なんか、このドラマの医師って迂闊すぎでは?薬の調合変わっていたとか水銀中毒に気づかないとか…。横を通った薬の香りで異変に気づくのにブレスレットに仕込まれた不妊薬には気づかないのはなぜなんでしょう。
太医って実力ないとなれないだろうにこんなでいいのかと思ったらわざとだったんですね。