開封府

終わりました。世の不公正さがテーマのドラマなのですっきりしませんけど面白かったです。
命の重さが違うっていうのを仁宗に言うのはちょっと違う気がします。偽皇子や毒見役の青児の扱いで真宗や周懐仁を責めるべき。
反乱を起こした宦官を捕まえに行くと言われたのに気が付いたら反逆者になっていた兵士たちはいつ自分たちが反逆者になっていることに気が付いたんでしょうか。
兵士と違って連携して戦えないと言いながら一夜漬けで太鼓に合わせて動ける不思議。兵士はそれを何か月も訓練してようやく身に着けるのでは?
石灰なんてばらまいたら口と鼻を抑えても目を開けていられないと思いますよ。
城攻めで人海戦術が作る迫力はさすがですね。
王宰相って――劉后もそうだったけど、明らかに自分の権力にしがみついて不正をしたりしているのに全部国のためできれいに終わらせるのはどうかと思います。
以前、雨柔が展昭に教えてもらっていた技っぽいのを自力で見抜いた子雍ってすごいのかもしれませんね。
子栄が周児を助けたいと言い出して言葉もありませんでした。状況わかってる?自分が始めた策略のせいで西方の兵士も含めて1万人以上が命を落としているのに何を言っているのですか。なんか、仁宗に偉そうなことを言っていたけど子栄自身が「自分の命は皇帝と同じ重さだけど兵士の命はいくら犠牲にしてもいいほど軽い」って思っているんじゃないの?張東が裏切り者って逆上するのわかりますわ。自分が面倒見ていた兵士ですもんね。
巻き込まれて家族のために戦った子雍はともかく首謀者の子栄が無罪放免(ひょっとしたら追報かもしれないけど)っておかしくないですか。でも、周児とはお似合いだし惹かれあうのはよくわかります。…悪い意味で。
誰もいない張家に張徳林の妻たちが残ったとしてどうやって生活していくのでしょう。
そういえば、王宰相って孫娘しか見ないけど息子はどこで何をしているのでしょうか。
改革が失敗しても何回でも挑戦したらいいだけなので笵大人は左遷→復帰の最多記録にも挑戦してみましょう。ってわけで、続編があればいいですね。
包拯の息子ってもう赤ちゃんって年ではないと思うけど、いい子役が見つけられなかったんでしょうか。ついでにここはどこなんでしょう。お買い物に行くの大変そう…。
史実ではない話でも皆が欲求不満を抱えていて自分より弱いものに八つ当たりしているっていうのは宮廷の雰囲気は正しく伝えているんだろうなと思います。