皇后の記

う~ん。このストーリーに何の意味があるんでしょうか。誰にも感情移入できないしかわいそうとも思えません。
ハルジョルが八皇子をユアルが九皇子を生んだのは史実なのにわざわざユアルが先に生んだことにしちゃうし、ドドはスモアルと相思相愛のはずだったのにいきなりマンユと悲劇の恋人になっているし、ジェルジェルはユアルユアル言っているけどあなたこそユアル以外も妃と思っているのか九皇子以外も皇子と思っているのか聞きたいぐらいだし(そういえば、実子の娘はどうしているんでしょうか)、ドルゴンは我慢強いと自分で言っているけどこの2人が感情駄々漏れで引き裂かれた悲劇に酔って行動するから悪い方にいくわけだし、ユアルも冷宮を出て皇子を引き取ることを第一にすべき時にホンタイジに嫌みな態度をとるし、どんな時でもドルゴンのことになると頭一杯だし…。っていうか、ホンタイジのユアルへの扱いも大概だけど、ドルゴンの妻への態度も大概なので、どうしてドルゴンが一方的に責めているのか周りが注意しないのかさっぱりわかりませんよ。しかも、公式な態度も謀反で処罰されても仕方ないぐらいになっていますね。
ユアル、子どものためなら何でもするって言うのはね、腸が煮えくり返る思いでも表情に出さずホンタイジ服従してご機嫌とることですよ。母親が「子どもの為に」ちゃんと我慢ないからフリンが巻き込まれて苦労しているんですよ。
恋愛も親子の情も大事だけど、誰か、お願いだから国民のことを考えてください。