海上牧雲記

結局、寒江は強引に蘇語凝を連れ出してきたんですか。
星読みがろくなものではないのはわかったけど、どうして殺し合いになるのかさっぱりわかりません。
鉄沁はともかく、300年以上前は従っていたなんて理由で正当化されても…。幕末に今川家の末裔が徳川は元々自分の家に従っていたからって言い出すようなものですしね。
鄴王親子がお酒を飲んでいる器いいですね。
苓鶴清が機械に頼るのも納得で、結局星読みとしての権威がなければ全然なんですね。「よき皇帝」たらんとしている皇帝の色々を否定しまくっているのをフォローしているつもりなの相手を見てなさ過ぎですよ。
苓鶴清の言っていることはどこまで当たっているのでしょうか。和葉たちが過去を見れたのも機械が壊れたからみたいに聞こえるけど、端朝の崩壊を笙と予言しているけど実際は寒江が剣を握ったららしいですしね。
見た目は愛の逃避行だけど思いっきりすれ違っていますね。別に穆如として守るでも結婚できないでもとにかく蘇語凝が好きってことを確認するところから始めた方がいいですよ。
そういえば、笙が宴会で皇后が銀容でないこと前提で色々言っていて皇帝も皆の前で聞いていたけど、この夫婦はまだ銀容ごっこを続けるんですか。
いくら何でも前線的な場所で将軍が黙っていなくなるのはあかんでしょう。残された兵が敵に襲われて全滅もあり得ますよ。命に対して無責任すぎる。
このドラマに限らないけど移動手段が無いのにろくに人気のないところに一人置き去りにすることに抵抗ないの何なのでしょうか。ここって奴隷用人間狩りが横行しているんじゃないんですか。
今このタイミングで皇太子とか死ぬ予感しかしません。
鄴王も自分に有利にするためには草原が乱れてもいいと思っているんですか。国を滅ぼしたいならともかくそれで皇帝になっても自分が困るだけってわからないんですね。
草原だからじゃなくて皇族だから何もしなくてよかっただけで祖国でも庶民はこういうことして生きているんですよ。王宮から出たことないような世間知らずの笙ですら、餓死者や物乞いがいることを知っているのに…。
兄弟で争う以前に草原って兄弟が少なすぎですよね。和葉は一人っ子みたいですし、赫蘭の兄妹も2人ですし。後宮があって母親が違うとはいえ笙には何人も兄弟がいるし、皇帝には兄弟2人と妹1人は確実にいるし、寒江三兄弟は正妻が産んだっぽいですしね。
おばあさんの部族は呪いに秀でている部族として尊重されているんだろうに、ここで鉄沁を別の人間って言っちゃたら信用なくなるよね。まあ、このドラマの中では問題ないようですけどね。
うんまあ、ここで一人で生活できないようじゃあ駆け落ちしても寒江にお世話してもらうだけですしね。
笙が言っている皆は宮廷の中だけで庶民には迷惑かけてはいけないとわかっていて本当によかったです。
赫蘭を見ていると穆如が治安を守っているって主張するのもわかりますね。これが全部星読みの陰謀がなかったらうまくいっていたとも思えませんし。しかし、こんな人物に鉄沁の正当性を与えた和葉には惨劇にも責任が出てくるんだけど誰もわかってなさそうで絶望的。和葉たちも他部族を襲って奪うのは普通って価値観なのかな。それならなおさら穆如銀甲に正当性があるって言わざるを得ませんね。
あの剣って実は誰にでも抜けるんじゃと思えてきました。