海上牧雲記

まあ、皇帝も年の功というか、確かにもはや笙は即位するか殺されるかの2択に近いレベルで一皇子として静かに暮らすのは無理ですからね。皇帝がそうしちゃったともいえますけどね。最初っから陸か寒辺りを皇太子にしておいたら…って思うけど、やっぱり予言がねえ。
皇帝がわざと皇后を銀容扱いしているのは確定なのでエグいけど、皇帝が動けなかった時に皇后がしていたことを思ったら似たもの夫婦とはいえ、皇后が召使い諸々の命を巻き込んでいたことを思えば皇帝はまだ配慮があるんですよね。
皇后を銀容じゃないって面と向かって否定するのは笙だけなんですね。見事に流されてましたけど。
自分一人のことならどうなってもいいと覚悟するだけだけど家族を巻き込むから嫌でも我慢するしかなくなっちゃうんですよ。
寒江と蘇語凝もむちゃくちゃすれ違っていますね。前会ったときに寒江が悪いにしても衣装のことを言っちゃいましたからね。まあ、一度蘇真の死で蘇語凝に距離を置かれた寒江にしたら、今は盛り上がっていてもこの先長い人生どうなるか迷っても仕方ないですね。なんだかんだ言っても蘇語凝はお嬢様育ちの世間知らずで、寒江は孤児の物乞い&窃盗生活の経験者ですから。
陸、今は人生で一番蘇語凝に声をかけちゃダメなとき。
しかし、不本意な人生を受け入れないといけなくなった時に嘘でも虚勢でも「自分で望んだ」って言う蘇語凝の精神は、どこかのもっといいお家の人のせいばっかり言い立てる方々に見習っていただきとうございます。
合戈が身ぎれいと思ったら伯父さんが見張りを買収していたんですね。しかし、どんなものかと思っていたけど本当に皇后に恋しているのですね。
膾のある時代ですか。そりゃあ古いですね。古代っぽいわけです。
これは絶対出席したくない身内の集まりですね。
最後の最後で吹っ切れないで止めちゃう寒。だったら、初めからこの計画に乗らなきゃいいのに皇帝としての素質が怪しいですね。
陸は何を一人で感情的になっているのでしょうか。蘇語凝が好きなのは寒江だし笙もそれを知っているし…。
自分が天下のために見殺しにするのはよくて本人が抵抗しているのに連れて行くのはよくて他人の妻になるのは嫌(寒江にも牽制していたし)って、蘇語凝はあなたの所有物ではありませんよ。
皇帝は確かに笙の命を守っているけど望みは全然かなえていませんね。
盼兮がそんなにすごいなら排除できないだろうに恐い恐いといいながら殺せるって思っているのですね。
盼兮の言うとおりこれはもう天下でも国民でもなく自分(=流派)の権威を守るためでしかないですよね。しかし、陰で笙廃太子陰謀に協力しておきながら勅命にここまで拘る意味がわかりません。
だから、天命に従うべきなら自分がまず笙が皇帝になって世が乱れるのを受け入れましょうよ。
神に罰する力があるなら秘術を使った星読みが真っ先に罰を受けないとおかしいですよね。まさか脅されているからOKとか無いですよね。
一応確認ですけど、全員の中に一般庶民は入っていないですよね?
寒江もここぞというところで失敗しますね。そこは自分は笙と一緒に戦うけどどうする?って聞くところですよ。蘇語凝は一緒に戦いたいんじゃないかなあ。
色々あったけど一番の衝撃は皇后様のピンクの衣装でした。