三国機密

私的にはドラマの中でも言われていたように乱世になったのは漢の皇帝と廷臣が一番の問題で自分たちがしっかり国と民のために政治していれば平穏だったのに腐っていたのが問題なわけで、それなのに董卓曹操に責任転嫁して被害者みたいな顔しているのが引っ掛かるのです。董卓にしろ曹操にしろ漢がしっかりしていたら地方有力者とか官僚とかで終わりだったわけです。それに郭嘉の言うとおり、曹操は手段と目的はともかく乱世を終結させる方向に努力しているわけですからね。

そんな中劉平があっちこっちに出没して他人の功績を横取りしまくっているのがなんだかなーな感じで雑に見ていたんですけど、ふっと「そうか、献帝がこんなありえないぐらいの活躍をしないと漢の正当性ってもうないんだ」って思ってしまいました。そういう意味では無茶苦茶漢に冷たいドラマかもしれない。